2010年9月18日土曜日

ロッテガーナチョコ

やりました。


遂にやり遂げました。





みなさん、ガーナと聞いて思い浮かぶのはなんですか?



自分は協力隊の合格通知でガーナと見た時に思い浮かんだのは・・・



そう!!ロッテのガーナチョコレートの赤いパッケージです。





おそらく日本人にとって「ガーナ」という単語を口にする最もポピュラーな場面は間違いなくこれでしょう。



会社の同期から「ごめん、合コンあるから送別会いけないや」という天才的なメッセージ等と共にこのガーナチョコレートをもらいました。



そして後から送った荷物と一緒にこのチョコが届いた時に使命感が生まれました。



「ロッテガーナチョコレートを持つガーナ人」



おいしい、この画は絶対おいしいぞ!!!

そうです。

これをやり遂げたのです。

ありがとう、会社の同期のみんな。俺、やったよ。





しかし、その味はガーナ人にとってあまりおいしくなかった様です。

「う~ん、これが日本のチョコレートか」

という程度でした。




逆だったと後で気づきました

2010年9月17日金曜日

ガーナ料理

今回はガーナ料理をご紹介です。




普通にやってもつまらないので、ドラゴンボールの敵に例えて紹介です。

ものすごく偏見に満ちた個人的な意見ですので温かく見守って下さい。



【ジョロフライス】

レベル:ヤムチャ

お米を味付けしたもので、すんなり食べれます。

かなり高い確率で仲間になるでしょう。



【アンペシエ】

レベル:レッドリボン軍

ヤム(ちょっとパサパサしたイモ)やプランテーン(料理用?バナナ)を蒸かしたもの。

たまねぎや魚などを炒めたものと一緒に食べます。

ここから本格的なドラゴンボール探し(手を使って食べる料理)のスタートです。



【フーフー】

レベル:ピッコロ

プランテーン(料理用バナナ)等をお餅の様についたもの。

スープにつけて食べる。

初期はかなりてこずるかと思いますが意外と良い奴です。

色々と紆余曲折を経て仲間になるかと思います。

ただ、後半になってくると色んな意味で重いです。

フーフー作ってるところ


【バンクー】

レベル:フリーザ

おそらくガーナ料理で一番有名。

トウモロコシの粉等を練って作ったもので、これもスープにつけて食べます。

ちょっと酸っぱい匂いがあります。

クリリンもしくは自分の中のプライドの一つを失ったときに倒す事ができます。

これを超えるとサイヤ人としてもガーナで生活する上でも一皮剥ける事になるかと思います。



【ケンケ】

レベル:人造人間19号(←若干不確か、白くて太ったベジータにやられるヤツです)

トウモロコシの粉等を練って発酵させたものです。

バンクーよりも酸っぱい匂いがあります。

これもスープと一緒に食べます。

しかしフリーザ(バンクー)を倒したあなたなら比較的容易に倒せるかと思います。




以下、セル以上(スーパーサイヤ人2以上でないと倒せない)と思われるもの。

「要約:遭遇したが挑戦した事がないもしくは惨敗したもの」



【ファンテケンケ】

それは突然やってきました。

カブトムシがいる木の匂いを3m先からも放ち、味も木の幹を食べてる様な感じです。

これもスープと一緒に食べます。

聞いたらケンケの材料が違うものとガーナ人は教えてくれましたがそのレベルは未知数です。

日本ではほとんど好き嫌いはなく、上記に挙げたガーナ料理もある程度すんなり食べれた自分ですが、

ちょっと食べてギブアップしてしまいました。







【カタツムリ】

もう見たまんまです。

エスカルゴというかわいいレベルではありません。

大きさがハンパじゃなくデカイ。20cmくらい?

未挑戦です。

マーケットで売ってるもの(生きたやつ)を写真に撮ったのですがお食事中の方を考慮して止めておきます。

どうやって食べるのかすら今の自分にはわかりません。





ちなみにフーフー、バンクー、ケンケと一緒に食べるスープは豆、オクラ、魚、肉など作る人の気分によって色々バリエーションがあります。



また地方によって料理が全然違い、上記以外にも様々な料理があります。

聞いた話では東京か埼玉でガーナ料理が食べれるお店があるそうです。
是非挑戦してみて下さい。
意外とすんなり超サイヤ人になれるかも!?

2010年9月16日木曜日

キーボード

キーボード壊れました。




ガーナにはノートパソコンを持ってきています。
そのキーボードが壊れました。



打てない文字がいくつか出てきてしまいました。

しかもその打てない文字がちょっと増えるという意味のわからない症状も出てきました。

ウイルス検索しても引っかかりません。

なのでウイルスではないと思い込んでます。



協力隊にはPCインストラクターという非常に心強い職種があります。

早速、同期のPC隊員へ電話し、従順な犬の様に指示を仰ぎます。

しかし、治療の甲斐なく・・・

「最善は尽くしました」という医者の言葉を聞く家族の心境でした。



パソコン→DVDプレーヤーという新たなパラダイム転換(発想の転換)も考えました。



しかし壊れたのはキーボードだけなのでキーボードを手に入れれば無問題です。



自分の住んでいる部屋は学校のパソコン室の隣なのでさっそく学校のICT(情報)担当の先生へ相談します。



そして一緒にUSBで繋げられるキーボードを探してくれました。

早速繋げて見るとどうやら使えそうです。

しかもずっと持ってていいよとニャメ(現地チュイ語で神様)のような一言を・・・



ありがたい。

こういう時のガーナ人のやさしさには感服です。



しかし!!!

このキーボードも打てない文字が・・・

どうしてこうもすんなりと問題が解決しないのか。

幸いな事にこのキーボードとノートパソコンのキーボードを合わせると全ての文字が打てます。



そんなわけで今はキーボード2刀流です。

このブログの記事を書くのもかなり頑張ってます。



私は一体どこへ向かっているのでしょうか。
 
 

2010年9月15日水曜日

ドアノブ

ドアノブ壊れました。




伝わりますかね。

ドアのノブを回すと普通ピョコンと出てるものがピョコンと引っ込みますよね。

それが機能しなくなりました。



機能しなくなるとどうなるか・・・



閉じ込められます。

リアルな引きこもりになってしまいます。



最初にこの症状が出た時はめちゃめちゃ焦りました。



部屋にいながらにして一人監禁状態。

切な過ぎます。



その時は部屋の中にあった十得ナイフを駆使してなんとか脱出(?)しました。

そしてこの時に10得ナイフのうち1得を失ってしまいました(折れました)。



ドアノブを分解し修理しましたが、再発。

しかし、その頃にはナイフを使い3秒くらいで脱出できるというランボーもびっくりのスキルを身に付けていたため問題なし。

ふふ、俺をなめるな、ドアノブ。



気づきました。

部屋の中からはなんとか出れますが、外からは絶対に無理。

つまり、外出中にこの症状が出ると私は部屋に入れません。



家なき子です。

同情するなら日本食を下さい。



そうなるとSWATばりにドアをぶち破って部屋に入るしかありません。



んん、困りました。



困ったときは学校内にいるカーペンターズ(大工さん)です。

この学校には学校の備品(ほぼ全て木製)を作るカーペンターズがいます。



「When I was young, I listen to the radio ふふふ~ふ~ふふふん」

とあいまいなカーペンターズのAメロを口ずさみながら会いに行くと、閉まってます。

次の日も、その次の日も。



まぁどうもこうもできないので今のところ応急処置でしのいでます。

応急処置




追記

世の中上には上がいるようで、学校にはドアノブが取れたドアがありました。

2010年9月14日火曜日

滝と猿7

(前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




やっとこさ「滝と猿」最終回です。

一週間(7日間)はこのネタで持たせようと書いてきましたが若干無理やり感があったかと思います。



今回の旅行、本当に楽しかったです。

ガーナええがなです。



確かに世界的に誇れるものではないですが素朴で人知れずな感じが自分は大好きです。



帰宅してから4人で夕飯を食べましたが、自分以外の3人はもうすぐ帰国です。

この2年間で色々悩み、たくさんの苦労をして今日に至っている様です。

自分もこれから2年間でたくさんのアップダウンがあるんだろうと改めて思いました。



様々な先輩方の話を聞いている中で共通して一番辛いこと

それは

「自分が必要とされていない時、仕事が無い時」

ではないかと思いました。

そんな場面にあっても自分はポジティブにやっていけるのか?とちょっと自問自答してしまいました。



さらに話題に上ったのは、就職活動や結婚といったリアルなものでした。

4人全員が社会人を経験した20代後半~30代前半です。

話も合い、お酒片手に話が弾みました。



今回の旅行は本当に3人のアレンジのおかげで楽しく過ごせました。

感謝感激雨嵐。you are my soul soulです。



そしてもうすぐ帰国するということで借金取りのごとく色々なものを頂戴し、大量の荷物と共に翌日我が家へと帰りました。

P.S.
出発した時に不安のあった車は旅行中は快調でした。
しかし到着して車を返し終わってから再度同じ症状になり、またみんなで押しがけしました。
これ、ウソのような本当の話です。いや、ほんとにホントですよ。
ですよね、一緒に行ったみなさん。


終わり
 
 

2010年9月13日月曜日

滝と猿6

前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




そんなこんなで猿の森へ来ています。



しばらく行くとちょっとヘンテコな木がありました。



わかりますか?

写真右側の木です。

いわゆる寄生植物ってやつです。

本来、木が立っていたところに周りにまとわりつくように別の木が寄生して、

元からあった木が腐って殆どなくなってしまった状態です。

そのため中が空洞になっています。

(with理数科教師としてのどや顔)

ちなみに中から見るとこんな感じです。




なんか幻想的ですよね。


ガイドさんから登ってよいとの許可が出ました。

少年の様にピュアな心を持った自分としては行くしかありません。



登頂開始です。





暫く登ってから思いました。




怖い。

小さい頃はなんてことありませんでしたが、最近の自分はどうも高所恐怖症の気があるようです。



上でカメラを持つ手がプルプル震えてました。



一仕事終え、猿が出すぎてその有り難味が薄れた頃にツアーは終了となりました。



ガイドさんの非常にわかり易い説明と案内に心ばかりのチップをあげて、お別れとなりました。



そしてこの小さな村で小さな木彫りグッズのお土産屋さんがあるとの事で寄ってみました。



全て手作業で非常に工数(手間)の掛かっているものがたくさんありましたが、どれもいまいち自分の興味とマッチしない。



おぉ、猿のポストカード!!!

と思ってもどうしてここまでピンボケするのかという様なものだったり。



めちゃくちゃ手間が掛かってるがちょっと呪われてしまいそうな仮面だったり。



しかしもう帰国してしまう先輩方との旅行記念に栓抜きを一つ買いました。



そんなこんなで帰宅となりました。



続く

(次回やっとこさ最終回)
 
 

2010年9月12日日曜日

滝と猿5

(前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




2大イベントの一つ、「滝」をエンジョイした一行は次の「猿」へと向かいました。

滝のあったキンタンポから車で約2時間その場所はありました。

その名も「モンキーサンクチュアリ(Monkey Sanctuary)」。


村の名前は・・・すいません忘れました。



まずは受付の様なところで入場料を払います。

通常7セディ(460円くらい)を日本からのボランティアという事で5セディ(330円くらい)へまけてもらう事ができました。

感謝感謝です。

そのまま動物園の様になっているわけではなくサンクチュアリ(禁猟区)という名の通り、普通の森へガイドと共に突っ込んでいきます。






その探検ツアーの入り口までとてつもないオフロードを走ること約10分。
写真では農作業帰りのにこやかなあんちゃんがチャリンコと写ってますがすごい道でした。

一つの村に到着しました。

そこが探検ツアーの入り口です。



聞けばこの村では猿と共存し、猿と人を同格に扱うとの事です。

つまり猿を殺すことは人を殺す事と同じなため、猿を殺すとその村では死刑になることもあると言います。

う~ん、色んな考えがあるようですな。



さらにガイドさん曰く、猿が夜中に7日間(←不確か)連続で鳴くと誰かが死ぬという言い伝えがあるようです。

ちなみにそんなときはお祈りするそうです。



そんなこんなで探検ツアーへ出発です。



しばらく歩くと本当にいました。

おぉ~本当に猿です。



するとガイドさん、

「君たちバナナ等の食べ物はないのかね?」

と聞いてきました。

猿とバナナ、こんなにおいしい画はなかなかないですが私たちは来る前に噂で聞いていました。



この場所では猿が自然のまま暮らすために餌付けをしてはいけない。



色々な自然保護区で良く聞く内容ですよね。



おそらくやさしいガイドさんは遠く離れた日本から来た私達のためにちょっとだけなら的な感じで言ってくれたんだと思っていました。



そこで私達は

「ここでは餌付けをしてはいけないと聞いています」

とボランティアらしい発言をして大人の態度を取りました。

そうです。
よくわかりませんがゴージャスなパーティーでウェルカムシャンパンを断る様なあの態度です。




すると、ガイドさん。

「え、何それ?別に問題ないよ。」

との事です。



さらに

「この村では一日3食サルに提供してるよ」



!!!

え!?それって猿の生態系完全に壊すんじゃ・・・

日本でも餌付けに慣れすぎて人を襲ったりしてますよね。



「ふ~ん、でもこの村はうまくやってるよ」

とガイドさん。



もう何がなんだかわかりません。

噂はあくまでも噂でした。


しかし猿は2種類しかいませんが600頭以上いる様です。

本当にそれだけの猿に食事を出しているのか疑問は残ります。

ちなみに人間が食べるものならなんでも食べるそうです。



猿と共存っていうか猿の方が快適に過ごしてんじゃねぇのかと思ってきました。



う~ん、所変われば考え方も様々ですな。



続く

2010年9月11日土曜日

滝と猿4

(前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




いよいよ「滝」最終ステージです。



装備はリュックの中に入ってる1.5リットルの水くらいなもんですが、まぁ良しとしてラスボスへ挑みます。



最終ステージは何か雰囲気が違います。



階段です。階段がありました。

→降りる

 やめる



もちろん降りて行きます。



しかしこの階段が急です。

スーパーマリオ感覚で、ピューンと数段飛ばしで行こうものなら即ゲームオーバーです。



さすがにこんなところで人生のゲームオーバーを迎えたくない一行は慎重に下っていきます。



そして着きました。

知らないおっさんと滝


すごい!!!

ステージ1&2とは比較にならない程の迫力です。



確かに日本や世界的に有名な滝にはぶっちぎりで負けますが、

ガーナにきて感動のハードルが下がっている自分にはそれでも最高です。



しかもこの場所ではなんと泳げます!!!

実際に私たちが帰る時に来たガーナ人家族は水着らしきものに着替え「これから泳いでくるぜ!!」と言っていました。

自分は替えのパンツなしに飛び込んでいく勇気がなかったため今回は遠慮しましたが、次回は是非トライしたいと思います。



さすがにクッパやピーチ姫はいませんでしたが大満足で一向は次の目的地へ向かいましたとさ・・・





次の「猿を見る」までの道中、先輩が素敵なものをドラえもんの様に袋から出してくれました。



「おせんべい」



素敵です。素敵過ぎます。

ドラえもんとは失礼でした。

聖母マリアの様に後光がさして見えました。



日本にいるときは何てこと思いませんでしたが「おせんべい」素晴らしい食べ物です。

聞けば日本にいる家族からもらったものとの事。

そして女性ならではのおやつを持ってくるという考えにただただ感服するばかりです。



そんなこんなで次の目的地「猿を見る」イベントへ車は走っていきます。



続く

2010年9月10日金曜日

滝と猿3

(前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




出発から約4時間。

途中、色んな人に道を聞きながら遂に今回の2大イベントの一つ「滝」に到着です。

場所はキンタンポ(Kintampo)というキリタンポみたいでおいしそうな名前の所です。



ピンポンパンポーン。

えぇ~ガーナに興味がある方に事前にお知らせ致します。

「ここガーナには世界に誇れる観光スポットはありません」



そのため私は先輩方からガーナの観光地を訪れる時の心構えを聞いていました。



「期待してはいけない」



そんな殺生なと思いましたが、確かにガーナと聞いて思いつくのはチョコレートくらいなもんです。



しかしガーナに来て最初の旅行が今回です。

期待してしまうのが人間ってもんです。



まずは入り口で入場料3セディ(約200円)を払い、中に入ります。

ちなみにこの時、他にお客さんはいませんでした。

まぁ有名な観光地でもそんな事あるさ。



と自分に言い聞かせてみましたが今日は学校も夏休み中の土曜日です。

今日、客が来ないでいつ客が来るんだ・・・



嫌なオーラを感じながら中に入ると一応説明する人が滝は三つあると教えてくれました。



それぞれ「ステージ1」「ステージ2」「ステージ3」と名前が付けられているようです。



スーパーマリオを彷彿とさせるワクワク感が出てきました。







まずは「ステージ1」へ到着。



おぉ~意外とちゃんとしてる!!!



そして少年の様に純粋な心を持った私は目の前に会ったツタをブランコにして遊んでました。

すると先輩3人も目をキラキラさせて楽しんでました。

ふふふ、みんなドラゴンボールの「きんと雲」に乗れるくらいピュアな気持ちの持ち主でした。





楽しい♪



他のお客さんも後から着て賑やかな雰囲気に。

マイナスイオンを浴びまくり、意気揚々と「ステージ2」へ



着きました。

確かにそこには「ステージ2」と書かれた看板がありました。



えっ、これ!?

そうです。

この穏やかな小川が「ステージ2」でした。

その落差わずか30cm。



ここに1upキノコどころかフラワーすらないと早々に判断したマリオ4人は次のステージへ。



やっぱり期待してはいけなかったのか・・・

と思いながら最終ステージへ



はたしてクッパは現れるのか!?

そしてピーチ姫は助け出せるのか!?



続く

2010年9月9日木曜日

滝と猿2

(前回からの続き、「滝と猿1」から話が繋がっています)




若干の不安を残しながら車は走り出しました。



まぁ何にせよまずは腹が減ってはなんちゃらかんちゃらという事で朝食を買うことにしました。



ガーナでは路上の至る所で写真の露店?の様なものがあります。

時間もないという事でここで買って車の中で食べようという事になりました。

売っているのはパン、おかゆが一般的です。

おかゆと言っても普通のお米のおかゆではなく粟(あわ)やとうもろこし等を原料にしたおかゆがほとんどです。

自分は「パン+マーガリン」と「きなこ味のする液体」を買い1セディ(約70円)くらいだっと思います。



この「きなこ味のする液体」はおばちゃんに名前を聞いたんですが忘れてしまいました。

ちなみに既に2年ガーナに住んでいる先輩隊員も初めて食べたとの事。

これが非常にうまかったです!!!



そんなこんなで車は走り出し舗装されていた道もだんだんアグレッシブに・・・

乗っている車は普通のセダンタイプです。

4WDの車でも厳しそう道をドライバーの超絶テクニックと運に任せて切り抜けていきます。



しかしこの赤土の大地がアフリカ!!!って感じでいいですね。


続く
 

2010年9月8日水曜日

滝と猿1

先日、もうすぐ帰国する先輩隊員3人と旅行に行ってきました。


その模様をスラムダンク湘北vs山王戦ばりに引っ張って(何回かに分けて)書いていきます。





旅行は滝を見る&猿を見るという2大イベントでした。

その2つを巡るのは1日がかりという事で前日に先輩隊員の家に泊まり、翌日は朝から車を1日チャーターして回りました。



朝7時、いよいよ出発!!!

という時に車を貸してくれるおっちゃとドライバー「やっちまったい、テヘッ♪」という顔で近づいてきました。



車が動かない!!!

しかし、よく聞けばエンジンが壊れたりしたわけではないとの事。



よしっ!!!とみんなで車を押します。さすがみんな協力隊員です。

いわゆる「押しがけ」ってやつですね。

こっちの車はほとんどが古いマニュアル車なのでこれができます。



すると、ブオ~~ンと音をたててエンジンが回りました。

一同、喜びを分かち合います。

そしてまずはガソリンスタンドで給油です。



この時、アルバイトで車のオイル交換やタイヤ交換をした事のある私は思いました。

通常、日本でエンジンが押しがけでかかる状態は「バッテリーがあがった」状態が一般的です。

一度バッテリーがあがると普通はバッテリーを交換しないとエンジンを切ったら同じ状況です。

しかし給油のみでボンネットを開ける気配すらありません。

ちなみにエンジンはかけたまま給油しています(←日本でやったらダメです)。



そうこう思っているうちに給油が終わり、車を貸してくれるおっちゃんとはここでお別れとなりました。

そしておっちゃん一言

「Safe Journey!!!」



・・・

大丈夫なのか!?



こうして長い一日がスタートしました。
(続く)
 
 
 

2010年9月7日火曜日

洗濯はギャンブル

洗濯。

当たり前ですが洗濯機はありません。


すべて手洗いです。
う~ん、手洗いというと「お手洗い」みたいでいまいち響きが悪いですね。
そうです!!!

ハンドウォッシュです!!!

ちょっとゴージャスな感じですよね。


最初は全く慣れずガーナ人ママに「違う!!ほらっ貸して、ちょっと見てなさい!!」
と教育してもらいました。
ただ慣れると良いもんだと思い始めてきました。

洗濯機だと「この汚れ、1回で落ちるかな~」と入れてスイッチをポンですが、

ハンドウォッシュではやる事はシンプルです。
「落ちるまで洗う」です。

そして洗い終わったらとにかく良く絞る。

この絞り具合が乾く速度に2乗(感覚的に)で効いてきます。



ガーナは今、雨季です。

晴れていたと思っても突然とてつもないスコールが来たり、小雨が来たりします。

最初の頃は雨が降るたびに干していた洗濯物を取り込んだりしてました。

しかし雨と晴れがとてつもないローテーションでくるので最近は放置プレイです。



そうです。

私は気づいてしまったのです。

これはギャンブルだと。

イチかバチかという浅はかな考えではありません。

最終的に勝て(乾け)ば良いのです。



ギャンブルでも途中負ける事があってもそこで止めては負けなのです。



雨が降っているとき、私の中の安西先生(byスラムダンク)が言ってきます。

「あきらめたらそこで試合終了だよ」



そして頃合を見計らった頃、自信満々で取り込みに向かいます。



冬月「勝ったな」

ゲンドウ「ああ」



というエヴァンゲリオンのセリフを自分の中で反芻しながらの勝利です。



ただし、この勝負に負けた時の代償はデカイです。

干す前より濡れた、ビチョビチョの服を持ち帰り部屋の中に干すこととなります。



そんなギャンブルみなさんも是非一度お試しあれ♪

2010年9月6日月曜日

マラリア対策

世の中には数々の病気がありますが、様々な途上国で気を付けなければいけないものの代表がマラリアではないでしょうか。


特にガーナでは数年前まで協力隊の派遣国のなかで隊員のマラリア罹患者数毎年ダントツトップという不名誉な記録を持っていました。

現在ガーナにいる隊員の中にも罹った人が何人かいます。

10日間くらい高熱+嘔吐+下痢+意識が朦朧+ひたすら点滴生活だったそうです。

しかも数ヶ月たった今も体力が完全には戻らずとの事。



怖すぎます、マラリア。



マラリアはハマダラ蚊という蚊に刺される事により感染します。

さらに以下の2つの条件を満たした蚊でないと感染しません。

①メスである。

②マラリア原虫を体内に持っている

以上の条件を満たしたハマダラちゃんに「あなたが欲しいの♪チュ(以降放送禁止)」とされるとかなりのピンチです。

自分もヒト科のオスとしてメスにモテる事はまんざらでもありません。

しかしメスは同じヒト科から探したいと思っております。



そんなわけで今回はマラリア対策グッズをご紹介!!!



1.みんなご存知「蚊取り線香」

知ってはいるけどこのレトロなタイプは日本にいるときはあんまり使った事がありませんでした。



2.意外と使える「虫除けクリーム」

このクリーム、良いんです。

何が良いかって、匂いです、オイニーです。

つけていて全く不快な感じはありません。

この前、ガーナ人にも「良い匂いするね、香水付けてるの?」と聞かれました。

ちなみに日本で一般的なスプレータイプはガーナにはなさそうです。



3.その気になれば人にもかなりのダメージを与える「殺虫スプレー」

かなり強力です

外出する前に部屋に撒いておくと蚊だけでなく大概の虫はやっつけられます。

そしてダニにも効きます。

ガーナ人の家にホームステイした時に一晩で足を20箇所くらいダニに噛まれました。

次の日の朝、早速ベッドへスプレーしたところその日の夜からピタリと止みました。

しかし外出前等に行わないと大変です。

咳が止まらなくなったりして返り討ちにあいます。



4.えっ、そんなものあるの?「マラリア予防薬」

ありました。でもJICAから支給されているため市販されているかどうかわかりません。

しかも服用は週1回なので楽チンです。

この薬を使うようになってから隊員のマラリア罹患者数が激減したとの事です。

しかし人によっては不眠や悪夢を見るといった副作用があるようです。



5.古き良き日本の代表「蚊帳」

シンプルイズベスト。

これこそ蚊対策の決定版でしょう。

同期隊員が知ってか知らずかわかりませんが親切にも良い例、悪い例を示してくれました。
良い例



悪い例

そうです。
蚊帳は中に入って寝ないと意味がありません。
文字通り「蚊帳の外」ではダメです。

やすぽん
ネタに使ってごめんね。


そんなわけでみなさん、マラリア流行地域へ行く際はお気をつけて~。

2010年9月4日土曜日

海だワン



海、最高です。


ガーナは海に面しています。

しかし!!!その名前は「ギニア湾」

湾? 

でも地図で見る限り完全に海に面してます。

湾って東京湾みたいに申し訳程度に海水があるところじゃないのか?



Let's 広辞苑!!!



湾:海水や湖水が陸地に大きく入り込んだところ。入江。いりうみ。



よくわかりませんがあまり大きさは関係なさそうです。






変人ガリレオ先生は言っていました。

「問題に行き詰った時は違う視点からアプローチする事が大事なんだ」





そこで世界地図を広げて見ました。

自分の持っている地図は何故か4年くらい前イギリスに行った時に買った英語版でした。

これがめちゃめちゃでかくて見やすい!!!



世界には色んな湾があるなぁ~と思って見ていたときに気づきました。

湾だと思われる地形を探していると「Gulf」「Bay」「bight」と違う単語が・・・
Let's リーダース&ジーニアス!!!

Gulf : 湾(Bayよりも大きい)
Bay : 湾(Gulfより小さい)
Bight : 海岸の湾曲部(Bayより大きいが奥行が浅い)
わかりやすい、さすが2台英和辞書のコラボレーション。
これであなたも湾マニア。


そして気づいた、英語の方が細かい単語が設定されている事もあるんだと。

英語勉強せねば。

2010年9月3日金曜日

ムシは無視する

ガーナに着てすでに2ヶ月が経ちました。
家の中にはアリ、ゴキブリ、ヤモリ等がローテーションで現れます。
しかし大概、いつの間にかいなくなってます。

そして気づきました虫との共存方法。
それがタイトルの「ムシは無視する」
人間気づかなくても良い事もあるもんですなぁ~としみじみ思います。

だがしかし、人間辛い現実に立ち向かう事も必要な様です。



さぁ今日から2年間この部屋で生活!!という初日に早速洗礼を受けました。


引き出しを開けたら大きなクモが現れた。どうするコマンド?(ドラクエ風)

1.戦う
2.魔法
3.逃げる
4.とりあえず一回引き出しを閉める

残念ながら「魔法」はまだ覚えておらず、さらに「逃げる」と言ってもそこは自分の家であり他に逃げるところはありません。



まずは4.とりあえず一回引き出しを閉めました。

そうです。あわてては行けません。



スラムダンクで仙道さんが言ってました・・・


「まだあわてる様な時間じゃない」




しかしこのまま無視するわけにはいきません。

なぜなら


そのクモの大きさがハンパじゃなかった!!!

無視できるレベルを軽く超えてました。
写真が無くて申し訳ないですが10センチくらいはあったかと思います。

ちなみにクモはそんなに嫌いな方ではありません。
(ちなみにヘビが一番苦手です)
しかし男26才、完全にビビりました。


でも残りの選択肢は・・・「戦う」しかありません。


戦うには・・・そう!!武器が必要です。

さすがに素手で立ち向かえる程レベルを上げていませんでした(たぶん一生無理です)。

しかし目の前の敵はかなり強敵で、丸めた新聞紙的なものでは倒せそうもありません。

何か重みのあって汚れても支障がなさそうなもの・・・
そうだ、これだ!!!
と手に取ったのは日本から持ってきた「エネループセット」







みなさん知ってますか?あの有名な充電式乾電池のセットです。

ちなみにこの時が人生初エネループを使った瞬間です。
SANYOの方々、ごめんなさい、そしてありがとう。

SANYOの方々の協力を得られたかどうかわかりませんが無事、強敵を倒しました。

そして残骸はお外へ・・・
「来世で幸せになってくれ」(byるろうに剣心)


こうして経験値を上げ、
気になるムシとは戦う、それ以外は無視するというサムライの心(?)を手に入れました。

2010年9月2日木曜日

ブログ始めました

冷やし中華始めました的にブログ始めます。
正直まったくブログとは何かを理解してないままのスタートです。

2010年3月末まで普通の営業マンしてて、4月から青年海外協力隊として人生の迷走をスタートしてしまいました。
ちなみに4月からは「派遣前訓練」という合宿生活を福島でやってました。
そして6月末からガーナ生活スタートしてます。

今のところガーナの印象・・・悪くないですわ。
アフリカの中では比較的安全と言われるだけあって夜もそれほど危険じゃない。
何より思ってたほど暑くない・・・でもこれは今の時期(雨季)だからっぽい。
そして料理...まずくはない。。。→これはまた後日

えぇ~今のところ写真の載せ方がわかりません。
わかりしだい載せていきます。

そんなこんなでぼちぼちブログやってきます。
日本にいる家族、友達、会社の方々、通りすがりの方等々、ちゃんと生きてるので忘れないでやって下さい。
でもまぁとてつもなくヒマな時にでも見てやってください。