私が受け持ったのは1年生(日本の大学や専門学校の1年生)の化学と生物の実験を主とした授業です。
全て実験室で行います。
初授業も「カオス(混沌)」でした。
最初の授業だったので簡単な自己紹介と生徒の学習経験の把握をしたいと思っていました。
まず想定外の事態、生徒が90人くらい来ました。
いやいやいや、部屋にそんな入らんよ!!と心の中で突っ込んでみましたが何とかするしかありません。
他の部屋からイスを持ってきて何とか部屋に入れたものの数人は立ち見です。
そして私のいる学校は教員養成校という高卒以上の人が来るところで、自分(26才)より年上の人もわんさかいます。
さらにこの初授業は停電の中、行いました。
昼間だったんですが曇っているため部屋の中は若干暗く、後ろの人はホワイトボード(→なんと黒板ではありません)見えなかったと思います。
ちなみにその翌日に同じクラスで授業があったのですが来たのは半分くらい。
理由は月に一度の自由に外出できる日だから。
もう、どうにでもしてくれという気になってきます。
この状況になれる日がくるのだろうか・・・
実際の生徒数は86人で2クラス合同の授業となっています。
さすがにこの人数で実験を行う事は非常に厳しいのでクラスを分けることを考えています。
しかし分けるにしても授業枠が足りず、どうしようかと考えています。
夜7時からやるにしても生徒の負担も大きいし、さらに停電したときには文字通り目も当てられない状況です(→うまい俺!!)。
しかも「授業でこんな事やりなさいよ~と書かれた書類」では実際に実験を行うのが難しい内容が多いです。
こんなときに自分の教師経験のなさ、語学力の不足、引き出しの少なさを実感しますね。
まぁそんなこんなでポッキーの様な私の心はポキポキ(ポッキーだけにね♪)に折れている毎日です。
あんまりネガティブな事ばかり書いてもなんなので今まで2回授業をやって良かった事が一つだけ。
最初の授業の時にしっかり狙って爆笑を取りました。
私の名字は「モリタ」ですが、その名前をガーナ人に言うと「お前の名前はスイートだな」と言われます。
理由はガーナ人がよく飲む「モルタ(Malta)」と名前が似ているからだそうです。
ちなみにこの味は「黒糖ジュースの炭酸入り」という感じです。
そんなにまずくはありませんよ。
で、自己紹介の時に「俺の名前を忘れたらこのモルタを思い出せ!!」とあるかわからないCM風に実際にモルタを手にしながら言ってやりました。
すると、生徒一同の爆笑と拍手喝采を浴びることができました。
ちなみにこのネタ2ヶ月前から温めてました。
これが唯一の良かった点ですかね。
やばいぞ、これからのブログ、ネガティブな事を書いてしまいそうな気がしてきたぞ・・・
頑張れ、俺!!!
噂のモルタ |
外が豪雨で生徒が残っていたので写真を撮りました |
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