アカチという街に行っていました。
ここでの大きな目的はワークショップのお手伝い&見学です。
アカチには同期のじゅんちゃんの他に1名男性隊員が配属されています。
この隊員、さわやかな外見&豊富な理科知識を持ち、クラシック音楽をこよなく愛し、自らもフルートを吹くという完璧な隊員です。
そのルックス、性格から一部女性隊員から「王子」と呼ばれています。
そんなわけで今回の私の記事の中では「プリンスI」とさせて頂きます。
プリンスIは私と同じ様な教員養成校に配属されており、教育実習を行っている3年生がいる学校で教員を対象に教材紹介を行うというワークショップを開催しました。
当日はアカチからタクシーで村落部の小学校に行き、先生20人くらいに教材紹介を行いました。
紹介した教材は3つ。
「気体の発生装置(酸素、水素)」
ゴム栓もサンダルから切り出して作ったり、水浴もペットボトルを切ったものに水を入れたりしてました。さらに亜鉛や塩酸といった入手困難な試料は使わず、アルミホイル、過酸化水素水(オキシドールとして傷の消毒なんかに使ったするので薬局で売っています)といった身近な試料を使って気体を発生しました。
「呼吸器のモデル」
横隔膜と肺の関係をペットボトルとビニール袋で作成した教材です。
横隔膜が上下して肺が膨張、収縮するという仕組みを説明するものでした。
「ペットボトルロケット」
いわずと知れたペットボトルロケットです。
作るときは若干面倒くさそうにしていたガーナ人もいざ飛ばす時にはテンションMAXになってました。
全ての教材が身近でガーナ人にも作れそうな教材となるように工夫されていました。
そして何よりこの学校の教員がこのワークショップに積極的でした。
質問も多く出て非常に有意義&大成功なワークショップだったと思います。
問題点を挙げるのであれば、現時点ではしょうがない問題なのですが、このワークショップを行っている間、その学校の生徒は「ほったらかし」なんですね。
「じゃあ、学校が終わってからやればいいじゃん」という事になりますが、そうすると教員は集まらないです。みんな帰りたいんですよね。
もっと教員の意識が高まってくれば変わってくるんでしょうね。
おそらく自習を命じられているであろうちびっ子達も外国人がおもちゃみたいなものを作っているとあっては興味津々。
先生達に授業を行っている間も、教室の周りや外でガヤガヤしっぱなしです。
何とか収める方法はないかと自分とじゅんちゃんでゆずの「夏色」を熱唱するという行動をとった際に
「えっ、なんでこの人たちいきなり歌いだしたの!?意味わかんない」
という戸惑いが見える中、少し静まりましたが焼け石に水、全盛期の小室哲也にル・クプルという具合で生徒は動き回っていました。
そしてガーナ人の先生がケーン(細い木の棒)をもって威嚇して、生徒は散っていくという定番のスタイルで収まります。
しかし、今回行ったワークショップの内容をガーナ人の先生達が自分の授業で使ってくれたり、何か意識を高めるきっかけになれば生徒にとっても今回のワークショップが有意義になると信じましょう。
プリンスI、本当にお疲れ様でした!!!
そして3日間、私の面倒を見てくれたじゅんちゃんありがとう!!!
2 年前
2 コメント:
せめてもう少し、面白いコトを書けよ。。。
お~この切れ味するどいコメントは間違いなくSPAM liteさん!!
最近コメントがないからこのブログが寂しくなってましたよ。
「髪を編む」「DJタケ」の記事にはコメントせず、ここでコメントしてくるとはやられたわ。
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