私の実家がある埼玉でもガソリンや食料が手に入りづらい、電車が止まっているなどの事態です。
先日のブログにも書かせてもらったように私の周りはみんな無事でした。
また、休職している会社のグループ企業が福島にいくつかあり、非常に非常に非常に心配していましたが、連絡をくれた同僚から軽い怪我をした人がいただけで亡くなられた方はいないと聞いて安心しました。
このような状況でこんなブログを書くのも失礼かもしれないですが、日本のみなさんも「あ~こいつアホな事やってんな」と思って笑いながら、そしてたまには「お~こいつガーナで頑張ってんな~」と思いながら見てやってください。
不謹慎かもしれませんが、今日から普通に記事をアップしていきます。
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この前、ガーナ人のカウンターパート(同僚)が日本を訪問しました。
訪問の理由は日本で開催されるJICA主催の3週間のプログラムに参加するためです。
この研修では日本の小学校、中学校、高校、養護学校を訪問して日本の初等教育(主に算数、理科)を学ぶ事です。
あ、ちなみに参加したのはこのガーナ人だけで私は行ってないです。
その様子を写真に収めてきてくれたのでご紹介します。
学校では授業を見学したり
理科の実験について講義を受けたり
実際に実験を行ってみたり
日本の生徒をビビらせたり
日本の文化を学ぶために茶道を体験したり、琴の演奏を聴いたり
などなど、様々な方の努力で充実した研修となった様です。
さらに訪問したのは真冬の福島県のため雪を見れて、さらには小さな地震も体験したとの事。
もちろん、どちらも参加者全員人生初の体験です。
「常夏の国ガーナから真冬の日本に行ってガーナ人は生きることができるのか?」
「初めて雪を見た感想はどうなのか?」
「日本の子供はいきなり黒人が来てなついたりできるのか?」
「日本語が全く話せなくて生きていけるのか?」
「日本の子供たちよ、いつもオブロニ(外人)、チンチョンチャン(中国人)と言われている俺の気持ちを思い知らせてやれ」
などなど様々な思いがありましたが、帰ってきたカウンターパートに質問してみました。
「日本で一番ビックリした事はなんなのか?」
答えは・・・
道路
意外な答えでしね。
道路が全て舗装されていてきれい。さらに山を貫通したトンネルがあり、立体交差がめちゃめちゃかっこよかったとの事。
何故か首都高をバスで走っている時のムービーを延々と撮って、帰ってきてもそれを見て感動していました。私はそれを見て会社にいる時に出張でよく通った道だったので非常に懐かしく思いました。
本人曰く、ガーナにいて日本のイメージは車や電化製品から「ハイテクノロジー」というイメージしかなかった。でも実際はそれ以外もすごかった。教育に関しても理科実験はガーナで高校生が行うような事を日本では小学生が普通に行っている事に驚いていました。
当たり前ですが、今回の日本訪問は彼にとってかなりの衝撃だった様です。
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