まぁ案の定、予定通りには始まらず2週間遅れ位で授業がスタートしました。
ガーナの教員養成校の理科専攻コースでは
1年生の1学期は生物と化学、2学期は生物と物理。
2年生の1学期は生物と理科指導法、2学期は化学と物理。
というように学期によって授業教科が違います。
私は1年生の理科実験を担当しています。
そんなわけで、最初の授業は小テストの様なアンケートを行い、生物と物理について生徒の知識を確認しました。
・ノギスを使ったことがあるか?
・解剖を行ったことがあるか?
・身体の各臓器の名前を知ってるか?
などなど、まだ結果を詳しく集計していないですがこの結果を踏まえて授業していきたいと思います。
あれ、授業の事、書こうと思ったら写真も撮ってないしシンプルに終わってしまった・・・
なんとなくマジメな事を書いたのでその流れで最近考えている事を書きますね。
ガーナに来て9ヶ月くらいが経ちました。
半年を過ぎたくらいから少し考え方が変わってきました。
最初のころ、ザ・A型人間であり、営業をやっていた時に「気を使え」と言われていた経験から、常に他人の機嫌や考えを察しようと努力する習慣がついていました。
そのため、ガーナ人に対しても最初気を使い、「ん~いまこいつ不機嫌になってるな~」みたいのをわからないなりにも理解しようとしていました。
しかし、その考えが最近、変わってきました。
何か吹っ切れた様な気がします。
その吹っ切れた考えというのが、
「私はガーナ人ではなく、
ガーナ人になるためにここにいるのではない。
ガーナのためにできる事をしよう」
という考え方になってきました。
これが良いか悪いかわかりませんが、
この考え方をする事で今までちょっと苦手だと思っていたガーナ人ともうまく付き合えるようになった気がします。
例えば私が実験室の整頓や実験器具の掃除をしていると、他のガーナ人は「なぜそんな事をするのか?」と不可思議な顔をします。
その顔色を気にするのを止めました。
「だって、次使うときにすぐに使えるでしょ~」
っと言ってやっています。
まずやってみて、それでカウンターパートや周りのガーナ人が便利だと思えばイイのかな~っと。
もちろん自分の行動を理解してもらう事は大事だとは思いますが。
そんな考えを持つようになった頃に思い出した話があります。
営業に関するセミナーで話されたものだったと思います。
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あなたはホームセンターで働いている従業員(営業マン)です。
8月の中旬~下旬頃、一人の中年男性がノコギリと板を買いに来て、あなたにそれらを売っている場所を聞いてきました。
そんな時、あなたはどうしますか?
という内容です。
どうします?
気になるでしょ?
あとは自分で考えて下さい。
いや、ウソですよ。そんなにイジけないで下さい。
続きを読んでくださいね。
普通の営業マンだったらノコギリや板を売っている場所へ案内する。
売り上げ意識がある営業マンだったらなるべく高いノコギリと板を売る。
しかし上記2つはどれも二流だそうです。
一流の営業マンは
「相手が本当に必要なものを売る」
だそうです。
具体的にいくと、一流の営業は
このお客から
「息子の夏休みの宿題で工作があり、それに使うためにノコギリと板を探している」
「これまで日曜大工などはしたことがなく、今後もする予定がない」
と話を聞いて、
「では、うちのホームセンターで売っている板を加工してお渡ししましょうか?」
と提案します。
この時、お客から「お~そりゃありがたいね~」となった様です。
ここから学ぶことができるのは
「相手の真の要求を知る。その真の要求は相手自身が気づいていない事もある。」
という事です。
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まぁ~あやふやな記憶ですがそんな感じの内容を聞いた覚えがあります。
最近、何故かこの話をよく思い出します。
例えチュイ語が喋れなくても
きちんとした教師経験がない「なんちゃって教師」でも
あやふやな英語しか喋れなくても
中途半端な社会人経験しかなくても
生粋のおっぱい星人でも
ガーナに何が本当に必要かを考えて、その本当に必要なものを提供していきたいと思う今日この頃です。
2 コメント:
おーーー
いいこと書いてるじゃないですか
営業ルーキーでもがいているmy弟に見せてあげたいと思います
日本の変態が発揮する営業マン根性を☆
ごめん私の友達スレンダーが多いわ〜
勘違いしては困ります。
おっぱい星人≠デブ専
I love スレンダー!!!
ん~俺は一体何を書いてるんだ・・・
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