タマレ実験ツアー2日目。
対象は小学校の4~6年生。
数ヶ月前に、座長であるメロンパンナちゃんを中心としてワークショップの具体的な方法が話し合われました。
「お祭りの屋台や出店の様にブースを作って子供達が自由に実験を見れるようなワークショップにしたい」
とアイデアが。
「面白いけど、子供のコントロールができずグチャグチャになる」
「グループ単位で纏めたりするのはどうか?」
などなど、議論が交わされ、出されたアイデアは・・・
「グチャグチャになってもいいから出店形式で一回やってみよう」
石橋を叩いても渡らず、コンクリで補強して、さらに他の人が先に渡って安全性を確かめてから渡る私としては思いつかないアイデアでした。
ここが協力隊のすごいところだと思います。
会社にいた時はなんだかんだ言ってもまず第一にリスクを考えてました。
頑張ってやってみたけど失敗しました、はいごめんなさいでは基本的に済まされないですからね。
それに対して協力隊ではまず第一に成功した時の事を考えています。
これが本当にすごいところだと思います。
どちらも良い面、悪い面あるかと思いますが、あぁ~これが協力隊のミーティングだと思いました。
そんなこんなで当日。
開会式のイベントとして、
ペットボトルロケット
大気圧でのドラム缶潰し
粉塵爆発
を行い(書き忘れましたがこれ、一日目にもやりました)。
その後、各ブースに分かれて様々な実験を子供達に見せたり、やらせたりしました。
その数はなんと全12ブース。
うちいくつかはガーナ人に担当してもらったりして本当に色々な人を巻き込んだものとなりました。
私は「割れない風船」「漏れない水袋」をやりました。
風船の先端や吹き込み口の近くはゴムが厚くなっているので竹串などを刺しても割れません。
また、ポリエチレンの袋に水を入れて竹串なんかを刺しても水が漏れません。
これはポリエチレンが突き刺したときの摩擦熱で収縮するためです。
この二つの実験を「竹串、何本まで刺せるかな~」とゲームみたいな感じでやりました。
理数科教師や小学校教諭が一つずつブースを持って、会場近郊の隊員がサポートを行ってくれました。
そしてこの学校を巡回している座長メロンパンナちゃんが事前に日本の国歌「君が代」を教えて、閉会式の時に生徒が歌ってくれた時は感動でした。
音楽を担当するガーナ人DJがいたり、ラジオ局や新聞社の人がいたりと非常に大きなイベントとなりました。
そして後日、この模様が新聞に載りました!!!
実際、生徒がグチャグチャになって混乱した場面もありましたが、実験を見ることが無いガーナの子供達にとっても本当に良い機会だったと思います。
座長はじめ、携わった方々本当にお疲れ様でした。
2 年前
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