その一環で、カギの問題を解決したいと思っていました。
その問題というのが
誰がどこのカギを持っているかわからない。
そのために前は鍵にどこのカギかわかる様に名前をつけました。
普通はこれで十分だと思います。
しかし、ここは途上国環境、思いもよらない問題が勃発です。
それが
一つの鍵(かぎ)で開くのが一つとは限(かぎ)らない
カギだけにね!?なんてうまい事言ってる場合じゃありません。
つまりAという扉とそれを開ける鍵があっても、そのカギはBという扉を開ける事もできる、みたいな感じです。
超ハイレベルなRPGです。
その相関を把握して使いやすくできないかと思い、昨年から行ってきた活動がようやく一区切りしました。
まず、実験室の全ての扉(24ヶ)にアルファベット(A~X)をつけ、一覧を作成します。
次に約50ヶあるカギの一つ一つにどの扉を開けられるか記入します。
それを把握した後でそれらのカギをオリジナルとスペアに分けます。
この鍵はBの扉の鍵だが、CとLも開けられる |
そうして完成したのがこちら
長かった・・・
本当に長かった。
言葉にすると5行くらいで終わりましたが約1年掛かりました。
最初は一人でやっていて、挫折しそうになりましたがなんとかここまで辿り着きました。
最後、完成するボードなんかはカウンターパートや学校スタッフ数名の協力を得て、細かいところ意外はやってくれました。
板、紙、釘、全て余りものを使い、小学校の時の書道5段の腕はどこへいったのかという私の手書きなので見栄えはいまいちですが。
今のところ
「どこの鍵があってどこの鍵がないのか一目でわかる」
「鍵は必ずここに返すようにしよう」
などとかなり好感触です。
ガーナ人が自ら使ってくれる様にしていきたいですね。
ボード取り付けの日 |
3 コメント:
すごーい!素晴しい!なんか、協力隊っぽい。
wayade!!
>さとこさん
>しょこたん
もっとホメてくれ~(byスラムダンク福田)
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