前々夜祭 |
タマレというガーナ北部にある街へ理数科分科会のワークショップのために行ってきました。
主に教員養成校の生徒たちに理科や数学で使える教材を紹介するというものです。
同じような取り組みを何回か行っているんですが、今回も
・4クラスの生徒を対象に教える
・授業者側も4組、生徒は順番に授業者の教室を回り、45分授業を4回受ける。
・1クラス(約40人)を6グループに分け、グループ単位で教材作成などを行う。
というものでした。
今回、今までと少し違ったのが
・情操教育として図工の授業を理数科分科会以外の隊員が行う。
というものがありました。
協力隊員には「村落開発普及員」「青少年活動」という職種があります。
ざっくり言えば、村落開発普及員は昔ながらの協力隊のイメージの様な田舎で井戸を掘ったり、かまど作ったりしてます。
青少年活動はろう学校でパソコンの授業をしたり、刑務所にいる子供に教育を行ったりと言ったその名の通り青少年向けの活動をするものです。
ざっくりと書きましたが、その活動は幅が広すぎて全ては把握できません。
ただ、どちらも一言でいえば「何でも屋」です。
これぞ協力隊という感じの職種です。
タマレ周辺で活動をしている「村落開発普及員」「青少年活動」2名がこの図工の授業を行いました。
何故図工の授業が必要なのかというプレゼンを行った後に、自分の家族へのプレゼントを廃材から作ろうというものです。
これが、非常に新鮮な試みで面白かったですね。
ちなみに私は同期じゅんちゃんの電気回路の授業のサポートをしていました。
その準備はめちゃくちゃ大変だったであろう事が伺えますが、そんな事を微塵にも出さず授業を進める姿はさすがでした。
その感謝の意を、帰国に向けて伸ばしているであろう彼の髪を帰国直前に坊主にして表したいと思います。
他の授業者はトランプやカードを用いた数学のアクティビティーで生徒をワキャワキャさせたり、
静電気の授業で生徒を驚かせてニヤリとしたり
どれも色々と工夫を凝らした授業と強烈な授業者の個性で生徒に強い印象を与えた事は間違いないでしょう。
今回の生徒が将来教員になった時に役立つ事を願うばかりですね。
主催のジョニーや授業者を始めとしてみなさん、本当にお疲れ様でした!!!
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