2 年前
2012年3月8日木曜日
教育実習生視察2
教育実習生の評価、二人目です。
二人目の授業は「Creative arts (図工、美術)」
授業内容は「デザイン」について
誰がどう考えても難しいですよね。
っていうか正解なんてあるんでしょうか?
導入では生徒を前に出して四角、三角、丸など自由に黒板に書かせました。
おぉ~おもしろそうだ。
と思っていると、そこからはほぼ全て口頭で説明し、最後に黒板に言った内容を板書するというもの。
デザインとは線、図形、点など様々なものをバランスよく配置して・・・というものでした。
途中、視覚的な教材を使ってはいたが、生徒はいまいち理解出来ていない様子。
私がこの授業を見学して思っていたのは
「具体例が少なく生徒が言葉でしか内容を聞いていない、でも教材は良く出来ていたよ」
というもので、授業後に実習生にもその様に感想を述べました。
授業が終わりとなりましたが、一緒に見学していた先生から小学生に補足説明がありました。
この補足説明が非常に的を得ていました。
三角はどれ?四角はどれ?と自分が着ているシャツや実習生が作った教材を使いながら説明し、
「シャツに三角形が一つだけプリントされていてもそれは良いデザインとは言えないよね。色々な図形を組み合わせてデザインは出来ているんだよ。」
と、シンプルながら良い補足説明でした(これが正解なのかわかりませんが・・)。
いやいや、すごいです。
ただ、この実習生、非常に緊張していて、それが悪い方向に出てしまっただけという様な気もしました。
実習生全員の評価が終わったところで、3人の生徒を集めて総評みたいなものを行います。
さらに、この場で教育実習生の悩み相談などもあります。
他の先生との関係、寄宿している家の問題など様々です。
今回、本当に良い機会で勉強になりました。
もちろん、評価に来るという事を事前に知らせているため、もしかしたら今回だけに授業準備を頑張ったという事もあるかと思います。
しかし、実習生のやる気はよく伝わってきました。
ガーナの教育実習生、頑張ってますよ!!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿