青年海外協力隊への参加方法は大きく分けて2つの参加方法があります。
一つは無職参加。
日本での仕事を辞める、学校卒業後すぐに参加など、日本での所属する組織がなく協力隊に参加する事です。
隊員の殆ど(9割くらい?)はこのパターンです。
もう一つは現職参加。
日本で働いている組織(企業や団体など)に在籍して休職して参加する事です。
私もこの形態での参加です。
私は違いますが現職参加の中では、学校の先生の現職参加(現職教員)が多いです。
日本で働いている公立学校教員の多くは都道府県の地方公務員となっています。
そのため都道府県によって異なる様ですが、協力隊への参加に非常に理解がある様です。
しかし、現職教員の任期は1年9ヶ月と通常の隊員の2年に比べて短いのが特徴です。
そのため私の任期は6月までですが、一緒に訓練を受けた同期の現職教員はこの3月で日本帰国となります。
日本で普通の社会人をする場合、
自分が学校を卒業してから次に教員に出会うのは自分の子供が学校に行くとき
という人も多いと思います。
その間、教員に関連した情報はTV等のニュースで報道される
「○○県教員が飲酒運転」
「○○県教員が援助交際」
「教員のうつ病が深刻」
などネガティブなものばかりかと思います。
実際、私も大学を卒業してからは教員についてそういう情報しか入ってきませんでした。
そんな中、訓練所を始めとした協力隊生活の中で様々な教員と出会う事がありました。
断言しましょう。
日本には素晴らしい先生がたくさんいます。
熱い志を持ちながらそれをひけらかすわけでもなく、周りを先導するためにおちゃらけたりもする。
生徒をただ叱るだけでなく、裏には絶対的な愛情を持っている。
生徒をただ甘やかすのではなく、生徒にとって何が必要かを客観的に考えて、それを絶対的な行動力とリーダーシップで実行する。
そんな素敵な先生が世の中にはいます。
人間は首の周りを冷やしてはいけない、首を冷やすくらいだったら俺をズボンを脱いで首に巻くという良くわからない持論を持っている方
やる事成す事全てが神と呼ばれ、絶大なリーダーシップで尊敬を集めた方
少年の様な爽やかさが溢れすぎている方
スキンヘッド、ヒゲ、メガネという恐ろしい風体とは裏腹にギターとプリンが大好きだった方
協力隊に参加するような教員は変人が多い気がしますが、
そんなちょっと変わった先生達は人前で大っぴらに言うわけではないけれど、誰にも負けない熱い思いと愛情を持って教育に取り組んでいました。
そんな先生がいる限り、日本の教育は明るいのではないかと思います。
世界に散らばっている現職教員の方々、訓練を含めた2年間、本当にお疲れ様でした。
私が協力隊生活の中で得た大きな経験の一つは、皆さんの様な素敵な先生に会えた事です。
4月から仕事頑張って下さい。
1 コメント:
ギターとプリン、、、
最近プリン見てないな。。笑
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