2011年12月28日水曜日

運動会

ガーナでスポーツ大会と言った場合、サッカーをやることが殆どです。

なにせ、ガーナ政府は国のスポーツ振興予算の97%がサッカーに当てられるという程サッカーに力を入れています。

まぁその甲斐もあって前回のワールドカップではベスト8という成績を残しています。

そんなわけで他のスポーツを見る機会は少ないのですが、先日、私のいる学校では運動会というか陸上競技会みたいなものが開かれました。

基本的に男女別チーム対抗ですが、個人の表彰も行われます(しかし表彰は何故か後日)。

短距離、中距離、長距離の競争はもちろんの事。

槍投げ、走り高跳びもありました。

槍投げでは槍が地面に刺さらずバウンドして

「落ちたのはココだったろ!!」

「いや、こっちの跡の方が新しそうだぞ」

「バウンドした後の距離で認めてくれよ」

などと有意義なのか無意味なのかわからない議論も行われる中、槍投げは終了しました。



短距離走では女子は何故か靴下で走るという行動に出ており、スタート直前にも関わらず

「なんで靴下履いてるの?靴か裸足ならわかるけど・・」

と聞いてみると

「足が汚れるし、これが一番走りやすくてしかもおしゃれ♪」

・・・

色々とツッコミたい気持ちを抑えながら私はキムタクばりに

「グッドラック♪」

とだけ言っておきました。

ちなみにスタートの時の合図はピストルではなく、板を2枚叩くというものでした。




そして走り高飛び。

飛んだ後に着地するマットはしっかりしたもので普段は私がいる理科室に保管してあります(他に保管する場所がないため)。

バーを支える柱は木製の手作りですが、高さが変えられる様に加工してありました。

そしてバーはなんと水道のパイプです。

こっちの水道管は殆どが塩ビ(プラスチック)の管です。



しかし、女子の高飛び優勝者が決定した直後に周りの男子が遊びであっさりその記録を抜くという事態に優勝した女子はスネてしまいました。

チームごとの席では応援という事でいつもの如く、太鼓を叩きながら歌と踊りで騒いでいましたわ。

文字通り手作りの運動会でおもしろかったです。


2011年12月27日火曜日

天敵現る

皆さん、天敵っていますか?

稲作農家と鳥。

日本女子とイジリー岡田。

あやぽんと山本さん。

そんな天敵と呼べるものが私にはいます。

それは

ヘビ

ヘビと一緒にいるくらいだったらファンテケンケを10食分食べるというくらい嫌いです。

もう生理的にダメなんだと思います。

そんなヘビと対面する機会が出てしまいました。

ある日、実験室にいるとカウンターパート(同僚)が手を高く上げて遠くから近づいてきました。

おぉ~あいさつか~と思ってこちらも手を挙げると、どうも様子がおかしい。

なんとその手には2mはあるであろうヘビが握られていました。

無論、既に死んではいましたが。



聞けば、今朝ヘビが学校内に現れてそれを殺したから理科室で標本にしようとの事。

へるぷ♪あいにーどサムバデ~へるぷ♪

マジでかんべんしてくれ・・・

するとカウンターパートが

「ははは~俺もヘビは嫌いだけどこれはもう死んでるし、ほらっ、この紙でつかんでて直接触ってないからね」

見れば、ノートを千切った紙でヘビの首を持っていました。

よくわからない清潔感と価値観です。

ちなみに噛まれて死ぬこともあるからという理由でガーナ人もヘビは大嫌いです。
そして見つけたら即、殺しに掛かります。

そんなこんなで標本にするためにホルマリン漬けを作成します。

ホルマリンはホルムアルデヒドという薬品を水と混ぜて作ります。

薬品の場所だけは指示して、私は5mくらい離れた場所からその様子を見守っていました。

「う~ん、首をもうちょっと上に上げたほうが見栄えがいいかな~」

などと、これまた良くわからない芸術観を発揮していました。

そんなわけでヘビの標本は実験室に飾ってあります。



後日、この標本作りに関わった私を含む3人でいたところ、他の先生に

「お~スネークマンズ、元気かい?」

などと言われました。

お願いですから私を含めないで下さい。

2011年12月26日月曜日

小さなワークショップ

先日、私の任地であるベチェムの近くで理科実験のワークショップを開きました。

場所は私の家から車で15分くらいのブロサンクロという町にある全校生徒100人くらいの小さな小学校です。





開催メンバーは私、同じ任地で小学校を巡回しているはるちゃん、さらに私のカウンターパート(ガーナ人同僚)、はるちゃんのカウンターパートの4人です。

せっかくだから一人ではなかなかできない様な実験を4人で行って小学生の理科に対する興味を向上させたいと思い、今回に至りました。

コンセプトは「Feel Science (理科を体感する)!!!」

ただ、この様なワークショップを開くに当たっての問題は「通常の授業の時間を潰してしまう」というものがあります。

そんなわけで、1時間という短時間で終わらせ、なるべく開催校の授業を妨害しないという事に決めました。

さらに教育事務所が車を出してくれたおかげで交通費を浮かすことができました。

さらにさらに実験道具は空のペットボトル、壊れたガラス管、使い終わったボールペンなどを主に使ったので、支出は10セディ(600円)くらいで済みました。


行った実験は2つ。

「百人おどし」という静電気を体感するもの

アルミホイル、紙コップ、水道の塩ビ管、ブランケットなどで静電気を発生させます。




「ペットボトルロケット」で圧力、作用&反作用を体感するもの

ペットボトルロケットの写真撮り忘れた・・



百人おどしは全校生徒で行ったら成功しなかったため、今後の課題となりました。

ペットボトルロケットはやはり鉄板ネタですね。

準備に当たっては
「もっとこうやりたい!!!」という私のわがままで計画を白紙に戻したり、前日に時間変更が告げられたりと、はるちゃんの苦労が伺えました。
本当にサンキューでした。

机の上に座ってはいけませんという悪い例

今回のワークショップ開催に当たって、私のカウンターパート(同僚)にもこんな実験やるから知っておいて~
って事で事前に実験内容を教えていたんですが、これが非常に功を奏しました。

事前に実験内容を教えていた時にも興味津々で原理を聞いてきたり、こうやったらどうなる?みたいなものがあって非常にうれしかったです。

さらに当日、トラブルがあり全校生徒をグループ単位に分けなければいけない時に私のカウンターパートにも一つグループを持ってもらう事ができたんですね。

ただ、当日は私とはるちゃんで簡単な原理を説明する予定だったものが、私のカウンターパートが現地語でいきなり説明を始めたりと予定を狂わされたりしましたが、結果オーライに終わったと思っています。

もちろん反省点もありますが、個人的には成果を実感できる良いワークショップでした。