今回のワークショップでは色々と勉強になりました。
主に2つ勉強になる事がありました。
一つは語学の重要さ。
当たり前ですが、ガーナでの授業は英語で、英語は日本人の母国語ではありません。
理科や数学の授業で様々な工夫した教材を用いても言葉というものは必ず必要になります。
特に高校以上の内容になると教材を使って視覚的に見せたり、体験させるという事にも限界があります。
自分の普段の授業を振り返って、教材を工夫したりする事に重点を置きすぎていた様な気がしました。
不得意な語学というものをその教材でカバーしようとするがあまり、根本の語学力の向上に力を入れていなかった様に思います。
残り任期もあと少しですが、今後は語学力向上にも力を入れていきたいと思います。
もう一つは各国の教育に対する考え方の違い。
今回のワークショップでは主催のユウ君の意向により他国のボランティア(アメリカ、フィリピン)の授業を見る事ができました。
さらにそこにガーナ人教師を交えての討論会などもありました。
その中で感じたのが教育に対する考え方の違いです。
特に理科教育について書きます。
日本人が理科を教える場合、理科を通じて「柔軟な思考力」「創造力」「論理的な考え方」などを身につけさせる事を目的とする事が多いかと思います。
特に協力隊などのボランティアで来ている場合はその傾向が強いかと思います。
少なくとも私はそうでした。
しかし他国の考えは同一ではないと感じた部分が多かったです。
シラバスや教えなければいけない内容を大前提におき、試験対策のために生徒がどうすれば理解できるかという事に重点を置く。
そんな印象を受けました。
もちろん、どちらが良いという事はないと思います。
語弊があるかもしれませんが、どちらにもメリット、デメリットがあると思います。
そんな事を感じたワークショップでした。
いやはや、教育とは難しいもんですな。
まぁなんにせよ主催のユウ君、さきちゃん、本当にお疲れ様でした!!!
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