私は教員養成校という小中学校の先生を育てる学校にいます。
ガーナではざっくり分けると小中高は3学期制、高校より上の学校は2学期制です。
ん?日本と同じか?
そんなわけで私のいる教員養成校は2学期制で小中学校と休みの時期がズレます。
そこで、教員養成校が休みで小中学校が開いているタイミングで実験ショーをやろうという事にしました。
集まったのは教員養成校で教えている理数科教師の5名です。
開催校選定や実験道具の準備は全てイズミ大先生が行って頂き、
感謝感激雨嵐シンちゃんYeah,Yeahです。
具体的にはクマシで3日間、1日当たり2校を巡回し、1校当たり1時間の簡単な理科実験ショーを行うというもの。
目的は理科に対する興味向上です。
行ったのは
「ペットボトルロケット」
水入りのペットボトルに空気を送り込んでロケットの様に飛ばす
「百人おどし」
プラスチックコップ、アルミホイル、水道のパイプ、ティッシュを使って静電気を体感
注) UFOを呼ぼうとしているわけではありません |
「粉塵爆発」
ろうそくが入ったビニール袋の中で小麦粉を巻き上げて炎が舞い上がる
「火起こし」
金のこぎりを木で挟んで固定し、石で摩擦させて火を起こす
計6校を巡回しましたが、学校により本当に色々と特色がありました。
国連にいたアナン・コフィ元事務総長の出身中学校などもいきました。
いやいや、本当に良い経験でした。
今回、ガーナ人の協力に本当に助けられました。
開催校の先生方は静電気の実験をやる時に、それとなく病気で体の弱い子供を違う実験に誘導したり、生徒を統率してくれました。
何より今回のMVPはエミリアさんというクマシ教育事務所の女性でしょう。
ちなみにこの方、JICAの研修で昨年日本に行っています。
開催校との交渉、私たちの説明が至らない時の補足説明などなど本当に助かりました。
というか、この人無しで今回のワークショップは成り立たなかったでしょう。
特に感動したのは
「みんな理科は難しいというけれど、私たちの身近なところに理科は利用されているんだよ」
という言葉。
日本では良く聞きますが、ガーナ人がこの言葉(英語ですが)を聞いたのは初めてでした。
ガーナ人、強力協力、マジサンキュー
もうかってまっか? |
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