2012年3月16日金曜日

きのこハウスの作り方


カカオ国きのこ村よりこんにちわ。

今回は「きのこハウス」の作り方をご紹介です。

きのこハウスとは土壁とわらぶきの屋根で出来た家の事を指します。
っていうか勝手にそんな風に呼んでいます。



この記事の中で「きのこ」とは全てこのタイプの家の事を指していますので、不可解に空中に浮かんだブロックの中にあって髭のおっさんが大きくなったりするモノなどは指していませんのでご注意を。

まずご紹介しなければいけないのはきのこ村のプリンセス、同期隊員かなちゃんです。

最近、きのこを意識した髪型へイメチェンしたという彼女が住んでいる村を案内してくれました。



このきのこ村のプリンセスは貧乏神と笑いの神を一挙に光臨させている天然娘です。

飼い猫に嫌われながらもその尋常じゃない愛情を一方的に注ぐ姿は、微笑ましいを通り越して爆笑に値します。

そんな彼女が住むきのこ村は北部の主要都市タマレから車で30分くらい走ったところにあります。

これまた超ド級の田舎ですが、周りの集落の中でも唯一かなちゃんの村は一応電気が通っています。

ガーナは現在、乾季です。

この村では乾季に家の新築や改修が行われます。

なぜ、乾季なのか?

「だって雨季だと作りかけの家が壊れちゃうからね~」byかなちゃん

・・・

で、ですよね~。

ちょうど家を作っていたり、屋根を取り替えている方々がいたので話を聞いたり体験させてくれました。




まず、土で塀や壁を作ります。

なお、豪華きのこは周りをコンクリートで補強したりします。

ちなみに1きのこで作るきのこ一軒家は稀で、多くは2~5きのこくらいから構成されるきのこ集合住宅が一般的です。

そこに家族で住む事が多いようです。


塀や壁がある程度出来ると屋根を乗せます。

屋根は乾燥させたわらを束ねたものを幾重にも重ねていきます。私も体験させてもらいました。



家を作るのは何人もの村人が協力して作り上げていきます。

私たちがきのこ作りを見学している時、子供達が珍しい(もしくは始めてみる)外国人に興奮しまくりでした。

そんなわけで子供が作業をしなくなって大人達がブチ切れていました。

ほんとにすんません。


かなちゃん、色々と本当にありがとうございました。

帰国まであと少しですが、貧乏神を一手に引き受けている彼女が変な事件に巻き込まれたり、逆に事件を起こしたりしない事を切に願うばかりです。






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