2011年7月29日金曜日

ハム2

ハムハムハムハム・・・

はい、続きはなんですか?


ハムナプトラと答えてくれた方、私のブログを呼んでくれていてありがとうございます。


しかし、今回は違います。

ハム、ハム、ハム、ハム、ハムカツ!!!!!!

そうです、ハムカツ作りました。

小学校の時に給食で出されるとちょっとテンション上がりましたよね。


同じ任地のはるちゃんがクマシというガーナ第2の都市で買ってきてくれました。

エンジンバルブを開閉するカム(←わかるかこのマニックさ)に似た形態に秘められた実力やいかに・・・



はるちゃんと一緒にっていうか殆どはるちゃんが作ってくれました。

例のごとく、私は
「どうせならチーズ入りにしようよ~」とか口だけを出すというグータラっぷりです。

「こいつ、偉そうに・・・少しは手伝えよ・・・」とはるちゃんの心の声が聞こえてくるのを完全にスルーして完成を待ちます。

完成品がこちら!!!


と思ったけど、写真撮り忘れてた・・・

しかしうまかった!!!そしてやはりチーズ入りの方がうまいしテンション上がる。

しかしその脂っこさに完食できず。。。

はるちゃんが「明日の朝にでも食べれば~そんじゃバイバイ」とそのハムカツを私に寄付!!!

そんなわけで翌朝・・・

ハム、ハム、ハム、ハム、ハムカツサンド!!!!!!!

キャベツの千切りと極秘ルートで手に入れたソースを使い完全なハムカツサンドです。

昇天しました。

1,000点!!!

2011年7月28日木曜日

カルチャーイベント

私のいるベチェムという街で「カルチャーイベント」なるものが開かれました。

内容は同じ郡(市町村みたいなもんです)内の小中学校を集めて伝統的な音楽や踊りを披露するというものです。

私がいるのは教員養成校という高卒以上の生徒が通っているので直接関係はないのですが、ちょうど学校がテスト期間に入って授業もなかったので覗きに行ってきました。

いや~すごいイベントです。
出店なんかも出て大盛り上がり。




私が見たのは一日目の小学校のイベントだけでしたが、詩の朗読、歌や踊りなど非常に興味深かったです。

生徒たちこのイベントのために気合入りまくりでした。

そして注目すべきはその踊りです。

日本でやったら幼い子供に露出度の高い服を着せて性的描写が強すぎるとPTAから確実にストップが入るでしょう。

しかし、ここはガーナ。

そんな踊りが披露される度に、大盛り上がりです。




しかししかし、そんな中、私の注目は違うところに向かっていました。

それは

学校に行っていない子供達

当たり前といってはなんですが、ガーナには学校に行けない子供達がいます。

理由は
学費が払えない
学校が遠い
学校はあっても先生がいない

などなど様々みたいです。

ちなみに学費については基本的に無料の様ですが、色々な名目でお金を徴収します。
知り合いの子供に見せてもらいましたがこちらでは通知表と一緒に学費を支払いを記録する紙まであります。

今回のイベントは街の中心部で行ったのですがそこにも学校に行っていないであろう子供達がちらほら。

かといって、よく貧困を紹介する時にある「何か助けてと叫ぶような無言の目・・・」みたいなものではなく

めっちゃ元気。

タイヤを転がしたり、布の塊を蹴ってサッカーごっこしてたり、店の商品の価格を完璧に把握して元気に店番をしていたり・・・

しかし、このイベントの時に「制服や踊りの衣装を着た子供」が「頭に商品を乗せて売っている子供」からモノを買っている時に、「格差」という事が確実にそこには存在する事を感じました。

学校に行きながらモノを売ってる子供もいるので何ともいえないですが・・・

ガーナに来て一年近く経って見えなくなっていたものの様な気がしました。

まぁ、どんな子供もみんな元気で何よりです。





2011年7月27日水曜日

パソコンリカバリ

どもども、ご無沙汰です。

え~パソコン、壊れました。

っていうかガーナに来た当初にキーボードが壊れてるので元から壊れてはいたんですが・・・

ちゃんとWindowsは起動するんですが、ウインドウを開けない、っていうかクリックすると勝手に閉じる。

もしや、ウイルスでは・・・と疑い検索を掛けるも何も見つからず・・・

この時点で一年報告会というプレゼンの一週間前。

パワポの資料、ほぼノータッチ。
やばい、やばすぎる!!!
うまい、うますぎる、十万石饅頭!!!

そんなわけで、早速PC隊員へアドバイスをもらうため電話。

「とりあえず、リカバリしてみれば」との事。

リカバリ・・・

PCにあまり詳しくない私でも知っていました。

簡単に言ってしまえば、買ったときの状態に戻す事です。

大事なデータは外付けのハードディスクにもバックアップとってあるし、リカバリディスクも作ってある。

でも、なんか怖い。
わかりますかね、この気持ち。

そうですね、例えて言うならドラゴンボールでシェンロンに頼めば生き返る事ができるのは知ってるけど、やっぱり殺されるのはいやなヤムチャの気持ちでしょうか。

とりあえず、Cドライブのみをリカバリです。

見てはいけない画面が次々と現れていきます。

呆然と見ているだけなので写真撮ってみました。





結果、直らず!!!!!

でもしばらくすると症状が消えて普通に使える、でもでもまたしばらくするとその症状がでる。

そんなこんなで全く使えないわけではないのでなんとかこのパソコンで凌いでます。

改めてみると、プレゼン資料、生徒の成績、実験室の配置図作成などなど、活動の殆どにパソコンを使うんですね。

いきなり使えなくなると本当に不便ですね~。

2011年7月8日金曜日

断水は突然に

何から伝えればいいのか~♪
わからないまま~

私のいる部屋は学校の設備の一部です。

赴任当初はちょくちょく断水してましたが、部屋の真上に貯水タンクが取り付けられてからは断水がありませんでした。



しかし、やってきました。

蛇口を捻ると無反応。

部屋がある建物についている貯水タンクに繋がっているメインバルブを捻っても反応なし。

配管を触ったり音を聞いても、その時はタンクに水が流れている様子はなし。

「きたな」

「ああ」

まさか・・・

断水襲来

しかし、部屋には水を貯めてあったので久々の断水生活。


貴重な水はシャワー→食器洗い→トイレと利用していき、断水生活がまる一日経ったくらいで再度タンクを確認。

すると、貯水タンクに水が来ている様子。

おぉ、これは水が出るぞ~と思って蛇口を捻ってもプスッとちょっとスカし気味のオナラの様な音が出るだけ。

おかしい・・・

なぜ水が出ないんだ。

すると通りがかった生徒と話していると

「たぶん、それじゃない」

と指差した建物の裏側には小さな水溜りが。

よくよく見ると水道管が完全に割れてそこにビニール袋やタイヤのチューブが巻きつけられてました。

そうです。

これが原因でした。

っていうか、巻き付け方が雑過ぎでした。

さっそく、水を止めて自ら補修します。

ビニール袋とビニールテープて応急処置です。

補修後の水道パイプ


この時、休日だったので、月曜になれば交換を依頼するのでそれまでの辛抱です。

すると、不完全ですが部屋の水道が使える様になりました。

どうも色々聞いたところによると生徒が周りの草を刈っているときに間違って傷つけた可能性が高いようです。

久々に断水生活を味わうと、蛇口から水が出る事の素晴らしさを実感しますね~。

2011年7月7日木曜日

待望の解剖

私の学校は7月頭から学期末テストがあり、7月中旬から休みに入ります。

そんなわけで6月いっぱいが授業期間です。

受け持っている1年生の生物実験のシラバス(こんな事やりなさいよ~って紙)には「解剖」があります。

こういう内容があっても基本的にガーナ人の先生は

解剖の手順はこうだ!!!

臓器はこんなものがある!!!

と力説して終わります。

そんなわけで実際に解剖をやろうと頑張りました。

自分でお金を出して検体を買ってきてしまえば非常に簡単なのですが、
学校側に意識をしてもらうために費用を出してもらうように動きました。

これが実にやっかい。

細かい内容を書くと愚痴が入りそうなので伏せますが、約3週間色々と動き、なんとか今学期の授業に間に合いました。



しかし、手に入れたのはウサギ2体。

しかも2クラス合同になってしまったため、約80~90人でウサギ2体です。

授業はカウンターパートと二人で行いましたが、ワシャワシャした授業でしたね。



「肝臓はこんなとこにあるんだ」

「なんでこの臓器が大きいんだろう」

と色々と良い見方や考え方が出来てました(まぁ全員ではないですが)。

何にせよ、実際に目で観察する事ができたのは生徒にとっても非常に良い機会だった様です。

ウサギさん、ありがとう。

写真はお食事中の方を考慮して刺激の少ないものだけにしておきます。

あ、今日は七夕ですね。
七夕に解剖の写真と全く空気の読まない記事ですいません。

うさぎさん、ありがとう

続きはご想像にお任せします

2011年7月6日水曜日

生徒会選挙

私のいる学校は2学期制で7月中旬で年度が終わります。
そして9月末から新たな年度となります。

そのため、9月末から生徒は留年しない限りそれぞれ進級、卒業となります。

その関係で生徒会(みたいなもの)の選挙があります。

私のいる教員養成校は3年制ですが、3年生は教育実習で学校にはいないので、校内にいるのは1,2年生です。

そんなわけで今の1年生(次の2年生)が次の生徒会を新しく組織する事となります。

立候補した人は食事の時に食堂でアピールタイム。

ポスターなんかも作って頑張ってます。

モットーなんかを書いたり、さらにはマニフェストの発表まであります。
(まぁ、あって無いようなもんだと思いますが・・・)

選挙期間はいろんなイベント合わせて全部で2週間くらいです。

私が担当しているクラスからも2人立候補してます。
一人はいかにもリーダーみたいな感じオーラがある生徒。
もう一人はめっちゃ明るいムードメーカー。

役職が違うからぶつかる事はないので、どっちも当選して欲しいですね。

さてさて、どうなる事やら。

左下のポスター、気合い入りまくりですね


2011年7月5日火曜日

手紙

初めて手紙を出しましたよ。

便箋ではなくポストカードです。

このポストカードというのが、ガーナで手に入れるにはかなりの曲者(くせもの)です。

その理由は・・・クオリティーがめっちゃ低い!!!

見るだけで涙が出てくるくらい残念です。

格上の相手にボコボコにされているボクサーが何度も立ち上がり、試合終了間際の時にセコンドが
「もういい、もういいよ、これ以上はお前の体がもたないよ」と涙を流しながら話しかける様な無念さがあります。

ピントがズレ過ぎて何の写真かわからないもの、アフリカっぽい感じを出そうと無理をして作った動物の合成写真。

ガーナにはライオンやキリンと言った「これぞアフリカ!!」みたいな動物はいません。

辺りにいるのはヤギ、ニワトリ、ネコと言った完全な家畜動物です。

あ、珍しいと言ったらやたらカラフルなでっかいトカゲはいるね。
ん~全く自慢にならんね・・・

まぁ~話がそれましたが、とにかく良いポストカードというのがないんですね。
しかし、この前、首都に行った際にまぁまぁ程度の良いものがあったので買ってみました。

いざ、任地の郵便局に持っていくと親切なお姉さんが一から教えてくれました。

海外にポストカードを送るには1枚辺り1セディ(約60円)らしいです。

そんなわけでお金を払って1セディ分の切手を貼ってもらうと

「はい、次は外のポストに入れてお終いよ~」

ポスト??

ガーナにポストなんてあるのかと思いながら外に出てみるとありました。

壁と一体化したポスト(?)が



めっちゃ機能的ですね。

そして投稿口も明確、「ガーナ国内」または「海外」の二つ。

そんなに都会ではない私の任地でもちゃんと海外に送れるんですね~

ちなみに写真で奥に見えているのは私書箱です。
ガーナでは一軒一軒にポストがあって配達するというシステムはないので、手紙を受け取る場合は私書箱です。

さてさて、どれくらいで届くもんなんでしょうかね~。
ちなみに私が投稿したのは6月29日です。
手に入ったポストカードが少なかったので、リクエストしてくれた人にも出せてないけどご勘弁を。