2011年6月18日土曜日

タマレ実験ツアー1

タマレというガーナ北部で一番大きい街でワークショップを行いました。

このタマレという街はガーナで3番目に大きい都市で北部にある都市としては一番大きい街です。
そしてこの街および周辺には隊員が10人くらいもいます。

以前にもこの街の教員養成校でワークショップを行いましたが、今回は2日間に分けて1日目は高校、2日目は小学校で実験ツアーを行いました。

今回は1日目、高校の模様を書いていきますよ。

授業を行った高校はガーナの中でもトップレベルの学校で非常に頭が良い

と聞いていましたが・・・

本当に頭が良い!!!

自分も授業を行ったんですが、普段授業を行っている教員養成校の生徒とあまり変わらないような気がしました。

授業は4人の授業者が同時に80分授業を2回ずつ行うというものです。
実験が少ないガーナの理科授業で実験を取り入れた授業を行うというものが主な目的です。

私も授業者の一人でしたが、精神と時の部屋に入って授業準備をサボっていたため、ドタバタで準備を行いました。
いや~いかんいかん。

私が行った授業は「物質の三態」

固体、液体、気体ってやつですね。

ロウソクを砕いてビーカーに入れてそれをアルコールランプで熱したり水で冷やしたりして温度と物質の三態の関係を説明です。

っていうか私の学校の生徒も含めこっちの頭の良い生徒はそんな事は既に勉強してわかっているので、実際に目で見て確認させる、実験器具の説明の2つが主な内容になりました。

授業を行ってみるとやはり初めて理科実験を行う生徒が殆どで反応が新鮮でしたよん。

ちなみにアルコールランプは空き瓶とヒモで作りました。





他の授業者は

「水の電気分解」


「反射(生物的な内容ね)」



「加速度の測定」



などを行っていました。

どれも概ね好評だった様です。

私も授業が終わった後に生徒が来て「人生で初めて実験やってみて非常に興味深かった」などと言っていました。

そして「ガーナでは教科書中心で実験を殆ど無いから問題だ」とも言っていました。

このセリフ、ガーナに着てから耳にオクトパスが出来るくらい聞きました。

ちょっと賢いガーナの先生、生徒はみんな言っています。

でも、実際にどうしていいかわからないというのが本音でしょう。
ここに協力隊やボランティアがいる必要性があるんだな~と改めて感じた一日でした。

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