2011年6月22日水曜日

小さなワークショップ

私のいる学校で小さなワークショップを開きました。

目的は2月にカウンターパート(現地人同僚)が研修で日本に行ったため、学んだ事を近郊の小中学校の教師へも伝えるというものです。

当初は20人くらいを学校に招いて、日本で学んだ事をカウンターパートが伝えるという予定でしたが、
色々な都合により10人くらいを招いて、カウンターパート日本で学んだ事だけではなくガーナで使える教材の紹介なんかを行いました。

研修は3日間に渡って行い、1日に2コマの授業(計6コマ)を行いました。

私も1コマは完全に授業を担当しましたが、他のコマは全てサポートという形で主催しました。

1日目
・理科教授方法について講義とレッスンプランの作り方など
・ノギスの使い方と紙製ノギスの紹介


2日目
・ペットボトルや身近なものを使った呼吸器モデルの紹介
・星座早見表と太陽観察用フィルターの紹介







3日目
・現地の植物を用いたPH指示薬の作り方
・ビーズとペットボトルを用いた簡易顕微鏡の作り方




このワークショップを開くと決まった時から「とにかくガーナ人主体で私はあまり口を出さない」と自分の中で決めていました。

必要経費は全て配属先の学校で出してもらい、生徒(現職の先生)集め、プログラム作成なども全てカウンターパートが行いました。

しかし、ガーナ人に任せておくとスムーズに事が運ばず、アドバイスみたいな事を言っても全く反映しなかったりとイライラする事も多かったです。

自分が主導してやった方が絶対楽(自分の気持ち的にね)だと何度思ったかわかりません。

しかししかし、何にせよ、ガーナ人主体でこういうワークショップを開けたというのが非常に大きな成果だと思います。

そして以前に私が通常授業の中で行った授業をカウンターパートが興味を持ったため色々と教えて、それを今回のワークショップの中で行った時は感動でしたね。

参加者からも概ね好評で、GES(教育委員会みたいなもん)の職員からも次は違う学校の先生を対象にやって欲しいという要望がきました。

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