2011年12月26日月曜日

小さなワークショップ

先日、私の任地であるベチェムの近くで理科実験のワークショップを開きました。

場所は私の家から車で15分くらいのブロサンクロという町にある全校生徒100人くらいの小さな小学校です。





開催メンバーは私、同じ任地で小学校を巡回しているはるちゃん、さらに私のカウンターパート(ガーナ人同僚)、はるちゃんのカウンターパートの4人です。

せっかくだから一人ではなかなかできない様な実験を4人で行って小学生の理科に対する興味を向上させたいと思い、今回に至りました。

コンセプトは「Feel Science (理科を体感する)!!!」

ただ、この様なワークショップを開くに当たっての問題は「通常の授業の時間を潰してしまう」というものがあります。

そんなわけで、1時間という短時間で終わらせ、なるべく開催校の授業を妨害しないという事に決めました。

さらに教育事務所が車を出してくれたおかげで交通費を浮かすことができました。

さらにさらに実験道具は空のペットボトル、壊れたガラス管、使い終わったボールペンなどを主に使ったので、支出は10セディ(600円)くらいで済みました。


行った実験は2つ。

「百人おどし」という静電気を体感するもの

アルミホイル、紙コップ、水道の塩ビ管、ブランケットなどで静電気を発生させます。




「ペットボトルロケット」で圧力、作用&反作用を体感するもの

ペットボトルロケットの写真撮り忘れた・・



百人おどしは全校生徒で行ったら成功しなかったため、今後の課題となりました。

ペットボトルロケットはやはり鉄板ネタですね。

準備に当たっては
「もっとこうやりたい!!!」という私のわがままで計画を白紙に戻したり、前日に時間変更が告げられたりと、はるちゃんの苦労が伺えました。
本当にサンキューでした。

机の上に座ってはいけませんという悪い例

今回のワークショップ開催に当たって、私のカウンターパート(同僚)にもこんな実験やるから知っておいて~
って事で事前に実験内容を教えていたんですが、これが非常に功を奏しました。

事前に実験内容を教えていた時にも興味津々で原理を聞いてきたり、こうやったらどうなる?みたいなものがあって非常にうれしかったです。

さらに当日、トラブルがあり全校生徒をグループ単位に分けなければいけない時に私のカウンターパートにも一つグループを持ってもらう事ができたんですね。

ただ、当日は私とはるちゃんで簡単な原理を説明する予定だったものが、私のカウンターパートが現地語でいきなり説明を始めたりと予定を狂わされたりしましたが、結果オーライに終わったと思っています。

もちろん反省点もありますが、個人的には成果を実感できる良いワークショップでした。





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