私のいる教員養成校はガーナ国内の理数科強化校(国内に10校)に指定されているため実験用の器具はかなりある方だと思います。
それらの器具や薬品はガーナ政府から送られたものだそうです。
前に生徒に今までやった事がある実験を確認した時に顕微鏡を使った事のある生徒が非常に少なかったので、生物の実験として顕微鏡を使いたいと思っていました。
しかし、パッと見たところでは4台くらいの顕微鏡しか見当たりませんでした。
さすがに10人で1つの顕微鏡を使うわけにはいかないのでちょっと困っていました。
そこで同じ様な学校に配属されている隊員から「うちの学校には25台くらいあるよ~」という話を聞きました。
ガーナ政府からきたものであればうちの学校にも同じくらいの数の顕微鏡があるに違いないと考え・・・
捜索開始です。
すると虫&クモの巣だらけの備品置き場の様なところからそれらしい箱を発見しました。
海賊が宝を発見した瞬間と通ずるものがあったかと思います。
もう気分はモンキー・D・ルフィ(fromワンピース)です。
海賊王に俺はなる!!!
えっ、言いたかっただけですが何か?
早速、それらの顕微鏡を組み立てます。
開始早々、10分。
やばい、飽きてきた・・・
しかし、製造業の会社に所属している身としてはこれも新たな挑戦として捉えていきましょう。
という事でいかに丁寧に、正確に、早く顕微鏡を組むかという事に全力出していきました。
5台くらい組んだ辺りから標準作業(←わかる人だけわかって下さい)を確立し、完全にゾーンに入りました。
俺、ノッてる!!!
ちなみにこの時、一人です。
若干、イタイ子だと自分で自分を振り返りながらも目の前のゴール(約20台の顕微鏡組み立て)に向かって走って(組んで)いきます。
負けないで~もう少し♪
ゴールは近づいてる~
自分の中でZARDの「負けないで」が流れてきます。
どうでもいいですが、自分の中でサライはいまいちピンと来ないので「負けないで」がリピートしていました。
そして今年の24時間テレビのランナーははたして誰だったのかと今更ながら気になりました。
そんなこんなで見事に約20台の顕微鏡を組み終え、ホッと一息です。
ストップウォッチがなかったのが非常に悔やまれます。
終盤のノリからいくと「顕微鏡早組み選手権」なるものがあった場合はかなりイイ線まで食い込む事ができたんじゃないかと思います。
これにより計23台(うち光源付き4台)の顕微鏡が使える状態となりました。
この顕微鏡を使った授業はまた今度、載せますよ。
3 年前
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