2010年11月22日月曜日

染色液

誰が望んだかわかりませんが、なんとなく続いてしまった顕微鏡シリーズ。

理科嫌いの人の意向を踏まえて


今回が最後!!!


になるかどうかわかりませんが一区切りです。




次の授業でやろうと思っていたのがたまねぎの表皮を使って細胞を観察するというものです。


おそらく中学、高校くらいでやった方も多いのではないでしょうか。




また、顕微鏡で細胞などを観察する時にそのままでは透明で見づらいので染色液というものを使います。

この染色液にはよく酢酸カーミンというものが使われます。

これを使うと細胞核がピンポイントで赤く染色されて観察しやすくなります。






しかし!!!



捜査の甲斐なく、この薬品は私の学校にはありませんでした。


そこで、代用できるものを作ることとしました。






作っていると自分のカウンターパート(現地の同僚)も興味深く見てきて、さらにいろいろアイデアを出してきました。



「熱を加えて完全に溶かした方がいいんじゃないか?」
と言ってきて、

でもガス通ってないからガスバーナー使えないよ(無駄にガスバーナーの器具だけある)と言うと


「待ってろ!!」

と言って持ってきたのは・・・



ロウソク!!!



確かに代用にはなる・・・のか?







ものは試しでやってみると意外といける!!!



その他にも「しばらく浸して時間をおけばもっと良くなるんじゃないか?」



など、かなり建設的な意見が!!






おぉ~なんか協力隊の活動っぽい!!!

と、このブログの記事を書いていて思いました。




いろいろと試した結果、実験室にあったものでまぁまぁよさそうなものは
「エタノール+エオシン」
でした。



そんなこんなで染色前後の写真がこちら↓


染色前




染色後





この記事を書いている時には既に一度授業でやりましたが、その様子は・・・すいません写真撮れてないです。


そして停電+外は曇りであったためいまいちの授業となりました。

1 コメント:

コータ さんのコメント...

たけさんスゲ~

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