では、カカオレポート始めます。
今回見学したのはカカオが木から採られてチョコレート工場等に送られる前までの工程です。
それではスタート!!!
まず、これがカカオの木です。
木は10フィート(3mくらい)置きに植えてあるそうです。
木を植えてから約2年で実が採れます。
ちなみに実はついてから4ヶ月で採取時となります。
ラグビーボールより少し小さい形です。
この実を低いところは手で、高いところはカマの付いた棒で落とします。
9割方は手で取れます。
この実を割ると中に種が30ヶくらい入っています。
この種がチョコレートなどに使われるカカオのもとです。
この種はそのまま食べてみると「ココナッツの樹脂に包まれた湿っぽい木の実」でした。
それを木製の箱の中で発酵させます。
3段の階段になっているところの一番上に入れて、2日おきに下の段へズラす。
計6日間発酵させてるわけですね。
発酵が終わるとそれを乾燥させます。
すだれの上に広げて天日干しです。
天候にもよりますが1週間くらい乾燥させます。
この乾燥がキモだそうです。
ガーナのカカオが良質なのはこのすだれの上で天日干ししてるからだと言ってました。
他の国ではコンクリートや土の上で乾燥させてるらしいです。
すだれの上で乾燥させると下からもフレッシュな風が入ってより甘いカカオができると自慢してました。
真偽不明です。
他の国でこんな現場を自分の目で見る機会は恐らくないでしょうから確かめようがありません。
乾燥が終わったものを袋に詰めてチョコレート工場などへ出荷します。
ちなみに1袋65kgで200セディ(約14,000円)!!!
めちゃめちゃ大金です。
普通かちょっと良い人の月給くらいです。
っていうかその袋の上に載ってるの・・・ライフル?
まぁ、倉庫にカギはしてあってもそれくらいして守らないとガーナ人から見れば宝の山、確実に盗難されますよね。
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出荷前のカカオ |
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