2012年5月27日日曜日

アコソンボ


ガーナには殆どのガーナ人が知っているアコソンボという場所があります。

この場所がなんで有名かというと「ダム」があるからです。

ガーナにはボルタ湖という世界一大きな人造湖(自然に出来たものではなく人間が作った湖)があります。

この湖を利用して水の供給や、水力発電が行われています。

その場所がアコソンボなんですね。

このアコソンボにも私の同期が一人います。

いや、いらっしゃいます。

そのお方こそが「さとこ姉さん」です。

誰よりもきれいな英語を操り、キビキビとした態度で颯爽とされていらっしゃいます。

さらに彼女の沸点の低さはハンパじゃありません。

タクシーの運転手がとてつもない金額をふっかけてきたり、

すれ違ったガーナ人が「チンンチョンチャ~ン」とバカにする様な言葉を発した際には、

戦場カメラマンの如く凄惨な現場を目撃する事ができます。

口達者なガーナ人を言葉で丸め込む姿は圧巻です。



そんなお姉さまに案内して頂きながらアコソンボを見てきました。

まず、ダム。

運悪く、団体が見学に来ていてかなり長いこと待たされそうだったので遠くから見学するのみでした。

高台にあるホテルから見学しようとタクシーで移動していると、

タクシーの運転手が道を間違え、さとこ姉さんの教育的指導が入ったり、

エンジントラブルで止まった際には

「ここからは歩いていくからバイバイ」

と2セディを渡す姿は、ドMが泣いて喜びそうな月9のキムタクばりのオラオラ系態度でした。

周りに何も無い場所で、故障した車を直そうと燃料ホースに口を付けて吸っている運ちゃんのシュールさはハンパじゃありませんでした。



そんなこんなでホテルに到着し、初めて見るアコソンボダム。

いや~しっかりしたもんです。

このダムのおかげで、ガーナの水道や電気は周りの国と比べると比較的安定しています。

とりあえず、意味はわかりませんが「華麗なる一族」風の写真を撮ってこの場を後にしました。



さらにイースタン州とボルタ州を分けているボルタ川に掛かる橋を眺めたりとアコソンボを堪能させてもらいました。

さとこ姉さん、マジでありがとうございました!!!






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